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2020/07/29
お知らせ
「自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害への治療」(バンキング利用可) の再生医療等提供計画書を厚生労働省に提出し受理されました。
「医療法人香華会 朱セルクリニック福岡院」が「自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害への治療」(バンキング利用可)の再生医療等提供計画書を厚生労働省に提出し、受理されたことをお知らせいたします。
再生医療等の名称:自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害の治療
再生医療等提供計画番号 :PB3200053
脳血管障害とは
脳血管障害(脳卒中)には、脳の血管が詰まる脳梗塞と脳の血管が破れる脳出血、くも膜下出血があります。いずれも高血圧が最大の原因です。高血圧が長く続くと、動脈硬化が進行し、やがて脳の血管が詰まって脳梗塞になります。高血圧の程度が強い場合、脳の血管が破れて脳出血になったり、また脳の血管の一部分に動脈瘤ができて破裂してくも膜下出血になります。これらの病気を脳血管障害(脳卒中)といいます。(※)また厚生労働省発表の「平成26年 患者調査の概況」によると、脳血管疾患の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は111万5,000人となっています。
参考:e-ヘルスネット 厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-006.html
「自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害の治療」(バンキング利用可)について
脳血管障害は、普段から食事制限や軽い運動を行うことで予防ができると言われていますが、一度なってしまうと後遺症が残る可能性の高い病気です。当社ではこの脳血管障害に対して、幹細胞を用いて治療をすることができないか長年研究を重ねて参りました。そしてこの度、当社が提供計画の作成を行った「自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害への治療」(バンキング利用可)が厚生労働省に再生医療等提供計画書を提出し受理されました。これは日本初の治療方法になります。
また現在、幹細胞治療において保険診療の対象にもなっている再生医療等製品「ステミラック注」が急性期(受傷31日以内)の脊髄損傷の患者に対してのみの治療であることに対して、「自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害の治療」(バンキング利用可)は急性期患者だけでなく慢性期患者にも対象を広げ、さらにバンキングを利用した予防という観点でも治療を受けることができます。
このことが現実的な治療方法として、脳血管障害で苦しまれている方々の一縷の望みになることを当社一同、心より望んでおります。
本治療とステミラック注との比較表

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